公共交通機関がない地区での買い物支援の取り組みとして青森県八戸市でスーパーやドラッグストアなどを回る無料バスの運行が始まりました。

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買い物支援バス「おでかけバス」。公共交通機関がない地区を対象に移動手段が限られる高齢者などの買い物を支援しようと八戸市の笹ノ沢地区で実証運行が始まりました。利用者は事前に登録して8人が定員のワゴン車に乗り込みます。バスのルートは2種類あり6日は八戸駅周辺を回るコースが運行されます。地区を出発すると八戸駅を中心に市内を約1時間かけて周遊します。ルートは大型スーパーやドラッグストアそして「八食センター」を周るルートになっています。

利用者の1人である松田弘子さん(68)はドラッグストアで薬や日用品を購入しました。

松田弘子さん(68)
「とっても楽しいです。今の時点では車を運転できるので大丈夫ですけど、今後年を取ってくると車も不安になってくるので町内からこのようなバスが運行になれば近辺の方々も助かるかなと思います」

約200人が住む笹ノ沢地区では高齢化が進んでいて最寄りのバス停が2キロほど離れているため無料バスの運行が移動手段の解決につながると期待されています。

県商工労働部商工政策課 山口郁彦課長
「今回の実証ですべてが解決するということにはならないと思っておりまして、今回の実証で課題を整理して、その課題の解決策を検討して県内各地で買い物にお困りの方の買い物環境の向上につなげていきたいと考えております」

笹ノ沢地区のほか新郷村でも7日から無料バスの運行が行われ2024年1月末までの利用実績などをもとに実用化を検討するとしています。