男子ソフトボールの5大タイトルの1つ、日本リーグで2年ぶり7度目の優勝を目指す岡山市の平林金属。今週末の決勝トーナメントに向けて最終調整を続けています。

岡山市の平林金属男子ソフトボール部。

4月から10月までの日本リーグのレギュラーシーズンを1位で終え、上位5チームで争う決勝トーナメント進出を決めました。優勝すれば、2年ぶり7度目の栄冠ですが、昨シーズン投打の要だった松田光選手が引退。決勝への道のりは平坦ではありませんした。

(平林金属 男子ソフトボール部 鳥山和也主将)「シーズンが始まって、どうなるかなっていうところから始まって、ちょっとずつですけれど、いいチームになってきたなというので本当にわくわくしています。バッティングにしろ、ピッチャー陣にしろ状態もいいので、状態バッチグーです」

そんな中、松田選手に継ぐ新二刀流として注目されるのが、ピッチャーで4番を打つルーキーの井上裕太郎選手。最速129キロのドロップボールと長打力を武器に勝利をたぐりよせます。

(平林金属 男子ソフトボール部 井上裕太郎選手)「(相手の得点を)しっかりゼロで抑えて、守備から攻撃に流れを作れるようなピッチングをしていきたいと思います。バッティングではチャンスで1本打てて、チームに貢献して流れを持ってくるようなバッティングができたらいい」

(平林金属 男子ソフトボール部 吉村啓監督)「県民のみなさんに嬉しいニュース、喜ばしいニュースを届けられるように全身全霊で戦いたいと思います。優勝します」

日本リーグの決勝トーナメントは11日埼玉県で開幕し、平林金属は三重ヴェルデウィンと対戦します。
【スタジオ】レギュラーシーズンの上位5チームで競うのが日本リーグの決勝トーナメントですが、平林金属は準決勝から出場し、2回連続で勝てば優勝となります。活躍を期待しています。