岡山県津山市・鳥取市・兵庫県佐用町にはいずれも「牛のホルモンを使った焼き麺」のご当地グルメがあります。
その「ナンバーワン」を決める熱い対決が、行われました。3つの地区が連携し、魅力の発信に繋げようという取り組みです。

「ホルモン三つ巴決戦・麺対決スタートします」
午前10時。決戦の火ぶたが切られました。

(津山市・お好み焼き三枝 上山康裕さん)
「目標はもちろん優勝です」
【画像③】は、味噌だれを絡めて焼く岡山県津山市の「ホルモンうどん」

(佐用町商工会 坂井章太さん)
「絶対勝ちたいと思います」
【画像④⑤】は、ざるうどんのようにタレをつけて食べる、兵庫県佐用町の「ホルモン焼きうどん」


(鳥取市・ホルソバカスタマーセンター 荒井義信代表)
「自信がなければここへは来ない」
さらに【画像⑥】のこちらは、中華麺を使った鳥取市の「ホルモン焼きそば」。

3つのエリアを代表する、ホルモンを使った焼き麺ナンバーワンを決める戦いが、兵庫県佐用町で開催されました。
(佐用ホルモン焼きうどんくわせ隊 千種和英 広報隊長)
「地域で連携をすることによって『今度は津山へ行ってみようか』『今度は鳥取へ行ってみようか』と観光の交流ができますので、相乗効果として大きいのではないかと思っています」

去年7月から始まったこのイベント。当初は「津山市」と「佐用町」の一騎打ちでしたが、今年6月のイベントから鳥取市が参戦。三つ巴の戦いの初戦は、津山市が制しました。
(津山市・お好み焼き三枝 上山康裕さん)
「油断せずにきょうも頑張りたいと思います」

300食を先に売り切った方が勝利です。イベントには、県内外から多くの人が訪れ食べ比べを楽しみました。
(訪れた人)
「地元で、他の地域の食べ物を食べられるのがいいと思う」
「鳥取の焼きそばは初体験ですけれども、ここら辺にはあまりない太麺で、いい味してます」

イベント開始から1時間で、早くも勝者が決まったようです
「300食を一番に達成した津山さんおめでとうございます」

(津山市・お好み焼き三枝 上山康裕さん)
「なんとか勝ててよかった。3地域がお互い行き来できて、盛り上がっていると思う。こんなにお客さんが来てくれているから間違いない」
津山・佐用・鳥取が火花を散らしながら盛り上げる「ホルモン焼き麺」。来年春は津山市での開催を検討しているということです。
