
石田充 アナウンサー
実際、天谷さんは、常廣羽也斗 投手(青山学院大学)を日本ハム・阪神と3球団競合ではないかという予想だったんですが…
青山高治 キャスター
最終的な予想を出したのは、ドラフト当日の午後3時ぐらいでしたよね。そこまで迷いましたもんね。
天谷宗一郎 さん
そうなんです。本当に迷ったんですよね。
石田充 アナウンサー
それで.250という結果だったんですけど、それぐらい、やっぱりドラフトって難しいと言えると思うんです。
では、各球団、どんな選手を1位指名したか見てみましょう。特にセ・リーグに注目したいんですが、DeNA以外は大学生ピッチャーを獲ったんです。
2023年 ドラフト1巡目指名選手

阪神 下村海飛翔投手(青山学院大)
広島 常廣羽也斗 投手(青山学院大)
DeNA 度会隆輝外野手(ENEOS)
巨人 西舘勇陽 投手(中央大学)
ヤクルト 西舘昂汰 投手(専修大)
中日 草加勝投手(亜細亜大)
オリックス 横山聖哉内野手(上田西高)
ロッテ 上田希由翔内野手(明治大)
ソフトバンク 前田悠伍 投手(大阪桐蔭高)
楽天 古謝樹投手(桐蔭横浜大)
西武 武内夏暉 投手(国学院大)
日本ハム 細野晴希 投手(東洋大)
天谷宗一郎 さん
全員、東都リーグです。
石田充 アナウンサー
青山学院大学の 下村海翔 投手も阪神ドラフト1位ということになりました。常廣投手は、楽天との2球団の “重複” (競合)ってことになったんですけども、“重複” というと、こんなこともありました。
先週の放送で、わたくし石田が、「新井監督がくじを引くことになるのかどうかも含めて、さあ、常廣投手、“常” に “廣” 島にいてほしい選手でもあります。ぜひ、ドラフトに注目を」と言いました。青山さんには「笑点みたいなことを言ったね」と言われたんですが、ドラフト会議で新井監督はこんなことを言っていました。
広島カープ 新井貴浩 監督 常廣投手の交渉権を獲得後
「いや、もう名前からしてですね、“常” 時、“廣” 島。“常” に “廣” 島ですから、もう、これはね、ご縁を感じずにはいられませんでした」
田村友里 キャスター
確かに。見ていて、石田さんの顔が一番に思い浮かびました。言ってたなと。
青山高治 キャスター
これ、なんですか。「ぼくが先に言いました」と…
石田充 アナウンサー
新井さんとともに解説時代、お世話になって、心は1つ。考えが、“重複” するもんなんだなというのがあったんですけれども…。
あらためて、広島カープは、こういったメンバーを指名しました。
2023年ドラフト会議指名選手 広島カープ

1位 常廣羽也斗 投手(22)右投(青山学院大)
2位 高太一 投手(22)左投(大阪商業大)
3位 滝田一希 投手(21)左投(星槎道都大)
4位 仲田侑仁 内野手(18)右打(沖縄尚学高)
5位 赤塚健利 投手(22)右投(中京学院大)
育成1位 杉田健 投手(22)右投(日大国際関係学部)
育成2位 佐藤啓介 内野手(22)左内(静岡大)
育成3位 杉原望来 投手(18)左投(京都国際高)
育成を含めて8人の選手なんですが、ピッチャーがそのうち6人を占めています。新井カープの2年目、どういったローテーションになるのかも含めて楽しみなメンバーになっています。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)