■バレーボール・Vリーグ男子 パナソニック 3‐1 東レ(28日、パナソニックアリーナ)

Vリーグのレギュラーラウンドが行われ、日本代表の西田有志(23)が今季から加入したパナソニックパンサーズが東レアローズに3-1で勝利(25-23、25-19、20-25、25-22)。パナソニックは開幕から負けなしの3連勝で、各チーム試合数が違うものの首位に立った。

開幕から2試合連続でストレート勝利、1セットも落としていないパナソニックは第1セットから苦しい展開をしいられる。終盤まで一進一退の攻防が続き、先に20点目を東レに奪われたが、西山大翔(20)のスパイクや山内晶大(29)のサービスエースなどで23-22とリード。最後は東レのスパイクがアウトになり、25-23で先制した。

第2セットは西田のブロックポイントでスタート。大塚達宣(23)のスパイクや山内の速攻などで連続得点し、試合を優位に進める。さらにアメリカ代表のジェスキー・トーマス(30)がバックアタックやサービスエースで東レを突き放し25-19で2セットを連取。

第3セット、パナソニックは序盤から2シーズン連続得点王、東レのパダル・クリスティアン(26)のアタックに苦戦し、リードを許す。終盤にジェスキーのスパイクで詰め寄るもそのまま逃げ切られ20-25。今季、初めてセットを落としセットカウント2-1とした。

第4セットは10-10の場面でこのセット、スタートから出場した西川馨太郎(23)のサービスエースで逆転に成功。その後は、一進一退となるも長いラリーを西田が最後決めるなど25-22で東レを振り切り、セットカウント3-1でホーム開幕戦を勝利で飾った。西田は今季最多の19得点をあげる活躍、最多はジェスキーの23得点。