障害者が鉄道を一人で利用する際に、一定の距離を移動しないと割引が適用されない制度をめぐり、当事者らが見直しを求める署名を国土交通省に提出しました。
鉄道事業者ごとに定めている障害者の割引制度について、オンラインで署名活動を行う団体は今年7月から9月にかけて、障害者などおよそ300人を対象にアンケート調査を行いました。
その結果、およそ9割の人が「介助者なしで一人で移動する場合は101キロ以上など一定の乗車距離でないと割引が適用されない」と回答したということです。
左半身に麻痺がある 山口健志さん
「私としては政府がちゃんと負担をした上で、単独は100キロルールは撤廃して、割引を適用するべきだっていうふうに思っております」
団体は27日、障害者が一人で利用しても割引を受けられるようにするなど、制度の見直しを求めたおよそ3万人分の署名を国土交通省に提出したということです。
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