■米・バスケットボールNBA レイカーズーサンズ(日本時間27日、ロサンゼルス)
開幕2戦目で早くもレイカーズの八村塁(25)とサンズの渡邊雄太(29)の6度目の対決が実現した。これまで渡邊の所属するチームが5戦全勝していたが、八村のレイカーズが100対95で勝利し、初めて日本人対決を制した。
八村、渡邊ともにベンチスタートとなった第1クォーター。残り6分31秒、13-13の場面で八村がコートイン。すぐさまスリーポイントシュートを放ち、レイカーズがリード、さらにサンズの主砲ケビン・デュラント(35)のシュートをブロックするなど存在感を見せた。
その後は、サンズに10連続得点で逆転を許したレイカーズが追いかける展開となる。第1クォーター残り2分46秒にサンズ渡邊が出場、粘り強いディフェンスでゴール下を守る。前半は渡邊のサンズが52-48と4点リードで折り返した。
後半、八村は相手のパスをカットし、自陣に持ち込みファウルをもらうとフリースローをしっかり2本成功させた。さらにドライブインで得点を重ね、開幕戦とは違うキレのある動きを披露。渡邊もスリーポイントシュートを決め、この日初得点をあげる。第4クォーターは2人の見せ場は無かったが、レイカーズが猛攻を見せ逆転。レイカーズが逃げ切り100対95で勝利した。
八村 出場時間12分29秒、7得点、リバウンド0、アシスト0
渡邊 出場時間14分50秒、3得点、リバウンド1、アシスト0
2人の対決以外にもNBAファンにはたまらない対戦も見られた。NBA界のキング、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)と“KD”の愛称で親しまれるデュラント(サンズ)のNBAを代表する2人の対決が2018年以来5年ぶりに実現した。ジェームズが力強いダンクを見せれば、デュラントが軽やかなフェイダウェイで得点を重ねた。
【これまでの八村と渡邊の対戦】
■2019年12月15日
八村(ウィザーズ)●111-128○渡邊(グリズリーズ)
■2020年2月10日
八村(ウィザーズ)●99-106○渡邊(グリズリーズ)
■2022年1月22日
八村(ウィザーズ)●105-109○渡邊(ラプターズ)
■2022年11月5日
八村(ウィザーズ)●86-128○渡邊(ネッツ)
■2023年1月31日
八村(レイカーズ)●104-121○渡邊(ネッツ)














