青森県選出の元衆議院議員で厚生大臣などを歴任した津島雄二(つしま・ゆうじ)さんが25日夜、老衰のため亡くなりました。

関係者によりますと津島さんは東京都内の病院で25日午後7時35分に老衰のため亡くなりました。93歳でした。津島さんは1976年に中選挙区時代の青森1区で衆議院議員に初当選して以降11期連続で議員を務め、2009年7月に政界を引退しました。この間、厚生大臣を2度にわたって経験したほか衆議院予算委員長や自民党の税制調査会長など要職を歴任しました。

「政策通」として知られ、特に県民の悲願であった東北新幹線の全線開業を実現するために尽力し全線フル規格での整備が決まった際の記念式典では満面の笑みを浮かべる姿が見られました。

津島雄二氏(1996年12月27日)
「新幹線がいよいよ、私たちの青森にも届いた。新しい時代が開かれる」

津島さんの長男で自民党県連の会長を務める津島淳衆議院議員は26日、胸の内を語りました。

津島雄二氏の長男・津島淳衆院議員
「人生を生き切ったという感じがしています。まさに寿命であったと。悲しみを実感するいとまがないのが正直なところ。政治家としてこうあるべきだという一つの姿を背中で見せていた存在であった。政治家とは国民への奉仕者たれということは何度となく聞いてきました」

元衆議院議長の大島理森さんは、ともに自民党に所属して政界を牽引してきた同志の死を悼みました。

元衆議院議長・大島理森氏
「郷土のため国民のために、ともに歩ませていただいた自分としても、まことに残念でなりません。あらためて私の立場でも感謝と敬意を表したい」

葬儀は近親者のみで執り行い、後日、青森と東京でお別れの会を予定しています。