25日朝、山梨県大月市の畑で農作業をしていた男性がクマに襲われ顔や腕などにけがをしました。男性はクマと5分ほど格闘した結果クマは立ち去ったということです。

「ただ必死だった。抵抗しなかったら自分がやられてしまう」

こう話すのはクマに襲われ顔などにケガをした大月市の70代の男性です。

男性によりますと25日午前9時半ごろ、大月市賑岡町奥山の畑で1人で農作業をしていたところ、背後から何かが近づいてきたのに気付き振り向くと体長1mほどあるクマがいました。

するとクマが突然、男性に襲いかかってきたといいます。

男性は必死に抵抗し、距離ができた隙に柵の外まで逃げました。

しかし…

クマに襲われた男性:
(柵を)押さえていたが、クマに押されて開いてしまって。また取っ組み合いをして、そのうちにクマが離れていった。

クマが柵を越えてきて男性と再びもみ合いになり5分ほど格闘するとクマが遠ざかっていったということです。

男性は手や腕それに顔などにケガをし、都留市内の病院に運ばれました。

治療を終え畑に戻ってきた男性の左ひざには、かまれたような生々しい傷跡が残っていました。

クマに襲われた男性:
とにかくクマの顔を退けさせるのと爪が深く入らないようにしようとした。

今回クマが現れた場所は中央道の北側にある山間の集落で周辺には住宅や小学校もあるエリアです。

東部猟友会大月支部 藤本純一さん:
人がケガをするような事故は今回が初めて。過去5年以内でも初めて。

警察や大月市が周辺をパトロールし注意を呼びかけています。

県内ではクマの目撃情報が相次いでいて、今月21日には南アルプス市の市街地にクマが出没し、原付バイクに乗っていた女性と衝突したばかりです。