先週、仙台市内の定点医療機関でインフルエンザと診断された人の数は、1医療機関あたり12.95人で4週連続で増加しました。一方、新型コロナウイルスの感染者数は8週連続で減少しました。

仙台市によりますと、10月22日までの1週間に市内44の医療機関から報告があったインフルエンザの感染者数は570人で前の週より189人増えました。4週連続の増加で、1医療機関あたりでは12.95人となり、注意報の基準値である10人を5週ぶりに上回りました。

保健所の支所別でみると、青葉区が17.27人、宮城野区が17.13人、太白区が11.4人などとなっています。一方、新型コロナの1医療機関あたりの感染者数は2.3人で8週連続で減少しています。仙台市は、手洗いうがいや換気の徹底や早めのワクチン接種などを呼びかけています。