ロックバンド「もんた&ブラザーズ」のボーカルで「ダンシング・オールナイト」などの楽曲で一世を風靡したシンガーソングライターのもんたよしのりさんが18日、大動脈解離で亡くなったことを、公式ブログで所属事務所が発表しました。
また、娘・Komugiさんも同ブログでコメントを発表しました。
公式ブログでは「あまりにも突然のご報告となりますが、10月18日朝、もんたよしのりは大動脈解離で永眠いたしました。72年の生涯でした。」と、投稿。
続けて「本人の希望通り親族のみでの葬儀を執り行い、とても穏やかな顔で旅立ちました。あんなに元気でいつもパワフルだったもんたが、天国へ向かうなんて、今もまだ信じられない気持ちでいっぱいです。」と綴ると「もんたと共に過ごした長い年月が、まるで走馬灯のように蘇ってきます。 今はまだ気持ちが追いつかない状態ですので、少し先になるかと思いますが、お別れの会を開催する予定です。
」としました。
そして娘のKomugiさんも同ブログで「その純粋でまっすぐな生き方に学んだ全てが、私の宝ものですし、指針です。」「大好きなもんちゃんの娘に生まれたことを誇りに思います。」と、その思いを明かしています。
もんたさんは「もんた&ブラザース」で80年「ダンシング・オールナイト」が大ヒット。
また、作詞・作曲を手がけた、西城秀樹さんの「ギャランドゥ」も大ヒットとなっています。
もんたさんは、今月2日のブログで、NHKの番組に出演したことを振り返り「久々の生放送と言うことで少しは緊張するかと思いきやそうでもなく、ただ楽しませてもらった。」と投稿。
番組では「ダンシングオールナイト」と「ギャランドゥ」を歌唱したことを報告。
その模様が、トレンド入りしたことを知人から知らされたといい「どうやら沢山の人に俺の歌に反応してもらえたようで、めちゃめちゃ嬉しくて嬉しさが全身を駆け巡るようだった。こんなご褒美もらえるねんなぁ~!又、がんばろうと素直に思える。みんなに感謝です。ありがとう!」と、綴っていました。
【もんたよしのりさん 公式ブログ(全文)】
ご報告
いつもお世話になっております皆様へ
あまりにも突然のご報告となりますが、10月18日朝、もんたよしのりは大動脈解離で永眠いたしました。72年の生涯でした。
本人の希望通り親族のみでの葬儀を執り行い、とても穏やかな顔で旅立ちました。
あんなに元気でいつもパワフルだったもんたが、天国へ向かうなんて、今もまだ信じられない気持ちでいっぱいです。
もんたと共に過ごした長い年月が、まるで走馬灯のように蘇ってきます。 今はまだ気持ちが追いつかない状態ですので、少し先になるかと思いますが、お別れの会を開催する予定です。
ファンの皆様、関係者の皆様、もんたの音楽や生き様を愛してくださった皆様、長い間応援していただき、本当にありがとうございました。 心より感謝申し上げます。
Monta Music Company
【 娘・Komugiさん コメント 】
いつも夕方になるとインターホンが鳴り「もんたさん 遊ぼう」と元気な声に誘われて、玄関のドアを開ければ、そこには目を輝かせた近所の子ども達の姿がありました。
幼児から児童まで、多い時には30人近くの子どもを引き連れて歩く姿は、まさにガキ大将と言った感じでした。
私も父によく遊んでもらいました。
相手が子どもであろうと、遊びは全力で。
そんな父のおかげで、擦り傷の絶えない幼少期だったけれど、大切なことを幾つも教えてもらいました。
何事も臆することなく挑戦できているのも、父に遊びながら鍛えられたからだと思います。
ワイルドながらも根は真面目だった父に、いつも言われていた言葉があります。
“自由でいるには 自分で責任が取れなければいけない“
父自身もこれを信条に、自由に生きていたと思います。
バックパック1つで、ふらっと電気も水道もない土地へ旅をし、戻ったかと思えば、その目に映った景色や出会った人々の助けになればと、チャリティーコンサートを開催していました。
自分の心に正直である一方で、誰かの笑顔を願い行動に移してきた父を、心から尊敬しています。
その純粋でまっすぐな生き方に学んだ全てが、私の宝ものですし、指針です。
「大好きなもんちゃんの娘に生まれたことを誇りに思います。」
Komugi
【担当:芸能情報ステーション】














