アメリカ議会の機能停止が長期化しています。連邦議会下院は空席となっている議長の選出に向けて3回目の投票を行いましたが、新たな議長は決まりませんでした。

アメリカ議会下院は20日、議長を選ぶ3回目の投票を行いましたが、就任に必要な過半数の215票を得る候補は出ず、新たな議長は決まりませんでした。

多数派の野党・共和党は保守強硬派のジョーダン議員を候補としましたが、党内の穏健派ら25人が造反し、得票は194票にとどまりました。

また、造反者の数は1回目の投票での20人、2回目の22人よりも増えました。

その後、共和党は党内でジョーダン氏を引き続き議長候補とするかを問う投票を行い、ジョーダン氏が過半数の支持を得られなかったことから、週明けに新たな議長候補を選ぶことになりました。

議長が解任された3日から2週間以上たちましたが、共和党内の混乱は拍車がかかっていて、議会の機能停止状態はさらなる長期化が懸念されます。

バイデン大統領はイスラエルとウクライナ支援の予算案の早期の議会承認を求めていますが、審議の見通しすら立たない状況が続きます。