■プロ野球 阪神4ー2広島 CSファイナル第3戦 (20日 甲子園)
広島はCSファイナルで3連敗(阪神に1勝のアドバンテージ)を喫し5年ぶりの日本シリーズ進出を逃した。打線は1点を先制し逆転を許すも5回に再び2ー2の同点に追いつくが先発・床田が坂本に6回に決勝打を浴びる。打線は7回以降、反撃できなかった。
阪神の先発・大竹耕太郎(28)は今季広島戦は6勝0敗、防御率0.57と抜群の相性の良さを誇った。
スタメンは末包が外れ、1番セカンド・菊池、2番ライト・野間、3番ショート・小園、4番ファースト・堂林、5番レフト・西川、6番サード・上本、7番センター・秋山、8番キャッチャー・坂倉のオーダーを組んだ。
打線は1回2死から小園の一ゴロを大山がファンブルし出塁も堂林は遊ゴロに終わる。
先発・床田寛樹(28)中5日登板で今季は11勝7敗、セ・リーグ3位の防御率2.19。阪神戦は2勝2敗、防御率3.10だった。
床田は1回を近本を二ゴロ、中野を遊ゴロ、森下を遊ゴロに打ち取る立ち上がり。2回に先頭・大山に四球も佐藤輝を左飛、ノイジーと坂本をともに三ゴロに抑える。
3回の攻撃で2死から菊池と野間の連打で一・二塁、小園は三ゴロで先制できず。
4回は2死から上本がツーベース、秋山が遊内野安打で一・三塁から坂倉がライト前にポトリと落とすタイムリーで1点を先制。
だが床田は4回に中野に遊内野安打、大山に四球で1死一・二塁に。佐藤輝を左飛もノイジーにライトへタイムリーを弾き返され1ー1の同点に追いつかれる。続く坂本に初球を叩かれレフトへタイムリーを運ばれ1ー2と逆転を許した。
直後の5回の攻撃で先頭・菊池がヒット、1死後に小園のヒットで1死一・三塁から堂林がレフトへ犠飛を打ち上げ、2ー2の同点に追いつく。
打線は6回は阪神の2番手・桐敷に秋山、坂倉、床田と3人で終わる。
床田は6回2死から佐藤輝にヒット、ノイジーに四球で一・二塁とし再び坂本に、今度はライト前にタイムリーを落とされて2ー3と勝ち越された。
床田は6回を投げ105球、5安打、3四球、3奪三振の3失点(自責3)で降板。
7回の攻撃は1死から野間が四球も小園と堂林が連続で空振り三振に桐敷に抑えられた。
7回は2番手・矢崎が先頭・木浪にヒット、代打・小幡に犠打、近本に申告敬遠で1死一・二塁に。中野に四球で満塁から森下にも押し出し四球を与え2ー4となり降板。
代った大道が1死満塁で大山、佐藤輝を打ち取った。
打線は8回に岩貞に対して西川は空振り三振、上本がヒット。岩貞に代った石井に対して代打・末包の強烈な打球はセカンド中野に好捕、だが坂倉の遊内野安打で2死一・二塁に。
石井からスイッチした島本に代打・松山のライトへの飛球は森下にスライディング・キャッチされ無得点に終わった。
8回は4番手・島内が2人の走者を出すも無失点に抑えた。
9回の攻撃は守護神・岩崎に代打・磯村、野間は四球、小園の安打で1死一・二塁から堂林は空振り三振、西川も凡退し試合終了。
◆今季の広島は新井貴浩監督(46)は佐々岡真司前監督(56)から引き継いだ就任1年目だった。オープン戦を最下位で終え、開幕戦から4連敗を喫する。しかし巨人戦3連勝を含む5連勝で息を吹き返すと4月を12勝12敗のタイで終える。5月には森下暢仁(26)が復帰、救援失敗が続いていた栗林良史(27)に代り矢崎拓也(28)が守護神を務め安定した戦い続け貯金2を作った。
”鬼門”交流戦は19年から昨年(20年は中止)まで3季連続で最下位に沈んでいたが9勝9敗で乗り切り、直後のリーグ戦で6連勝を飾る。7月には4年ぶりの10連勝、27日に最大9ゲーム差あった阪神に捕らえ首位に立つも直後の直接対決に2連敗(1分)すると8月上旬に下位のヤクルト、中日らに取りこぼし6連敗を食らう。
8月16日の阪神との直接対決に敗れ、阪神にマジック点灯を許す。しかし8月後半には2年目・末包昇大(27)の巨人戦での驚異的な活躍もあり、2度の4連勝で貯金を今季最多15まで増やし一度は阪神のマジックを消す。しかし9月に6試合連続で1得点しか挙げられず6連敗と極度の得点力不足を露呈、14日に阪神の18年ぶりの優勝が決まった。9月以降はシーズン終了まで9勝14敗と苦しんだが3位DeNAも最終の巨人戦に敗れたため0.5ゲーム差の貯金9で2位を確保した。
ペナントレース143試合を74勝65敗4分、CSファーストとファイナル2勝3敗の5試合で計148試合を今シーズン戦い抜いた。














