■プロ野球CSファイナルステージ・第3戦 阪神 4-2 広島(20日・甲子園)
阪神はファイナルSの第3戦で接戦の末、広島に逆転勝利。アドバンテージの1勝を加えて無傷の4勝0敗とし、9年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。
先発の大竹耕太郎(28)は5回105球を投げ、7安打2失点(自責2)の粘投。この日も先制点を許すが、打線は同点に追いつくと6回に坂本誠志郎(29)のタイムリーで勝ち越しに成功。リリーフ陣も5人が無失点で抑え、3戦続けての逆転勝ちでファイナルS突破を果たした。
日本シリーズは28日(土)に開幕し、阪神は85年以来、38年ぶりの日本一に挑む。第1戦・第2戦はパ・リーグ本拠地で行われる。
◆坂本が値千金のV打!3戦連続の逆転劇
勝利か引き分けでファイナル突破が決まる第3戦。先発・大竹は18年以来(ソフトバンク時代)のCSマウンドとなった。今季は自己最多12勝2敗で、広島戦は7試合登板し6勝0敗(防御率0.57)と負けなし。
立ち上がりは、1番・菊池の鋭い打球を前日サヨナラ打の木浪聖也(29)がダイビングキャッチ。2死で小園が一ゴロもファースト大山悠輔(28)のエラーでセーフとなったが、続く堂林を遊ゴロ。2回は3人で抑え、3回は2死で菊池と野間に連続ヒットを許すが、小園を三ゴロに打ち取った。
打線は広島・先発の床田に対し、1回は3者凡退。2回は先頭・大山が四球で出塁するが、床田に対し今季7打数4安打の佐藤輝明(24)は大きな打球を放つも左飛、ノイジー(28)、坂本誠志郎(29)は三ゴロ。3回は3者凡退に終わり、序盤はノーヒットが続いた。
大竹は4回、2死から上本に2ベースヒット、秋山に内野安打を許し一・三塁のピンチを招くと、続く坂倉にライト前に落ちるタイムリーを浴び、この日も先制点を奪われた。
直後の4回裏、先頭の中野拓夢(27)が今CS初ヒットとなる内野安打で出塁すると、1死で大山がストレートの四球で一・二塁のチャンス。佐藤輝は初球をレフトに打ち上げ2アウトも、ノイジーがカウント2-2からライト前へ同点タイムリーを放つと、続く坂本が初球をレフトへ引っ張り、連続タイムリーで一気に逆転した。
だが5回の大竹は、菊池、小園のヒットで1死一・三塁のピンチを招くと、4番・堂林の犠飛で2-2と試合は振り出しに。続く西川に四球を与えたが、上本を空振りの三振で最少失点に抑え、マウンド上で吠えた大竹。
再びリードしたい打線は、5回は3者凡退。6回は2死から佐藤輝がセンターへのヒット、ノイジーが粘って四球を選び一・二塁とすると、坂本が床田のストレートをライトへ弾き返し、2打席連続タイムリーで勝ち越しに成功した。7回は広島・矢崎に対し、木浪のヒット、近本の敬遠、中野の四球で1死満塁のチャンスに、森下翔太(23)が押し出し四球で4-2とリードを広げる。
投手陣は後半継投に入り、6回は桐敷拓馬(24)が秋山から3人で抑える。続投の7回は1死で四球を与えるも、小園と堂林を連続の空振り三振。8回は岩貞祐太(32)、石井大智(26)が1安打ずつ打たれ2死一・二塁とするが、島本浩也(30)が代打・松山を右飛に抑えた。9回は岩崎優(32)がマウンドへ。代打・磯村を右飛に抑えるが、続く野間は四球、小園にヒットを許し1死一・二塁に。だが堂林を空振り三振、最後は西川をフルカウントから左飛に打ち取り反撃を許さずゲームセット。見事逆転勝利を収め、9年ぶりの日本シリーズ進出を果たした。














