去年3月、旭川の公園で遺体で見つかった、当時中学2年の廣瀬爽彩さんに対するいじめの問題で、廣瀬さんが入学直後に、校内でいじめを疑わせる行為を受けたと、母親に複数回相談していたことが分かりました。

 遺族側関係者によると、廣瀬さんは入学直後の2019年4月から5月ごろ、学校から泣きながら帰宅することがあり、母親の問いかけに「学級委員をやっているとき、変なあだ名で呼ばれた」「給食をおかわりしたら、周囲にからかわれた」と話したということです。
 廣瀬さんのいじめについて調査している旭川市教委の第三者委員会が昨年11月、廣瀬さんと同じ小中学校の児童生徒を対象に行ったアンケートでは、「いじりやからかい」「仲間はずれや無視」など、学校内で見聞きした、との回答がありました。
 母親への相談の内容とアンケートの回答が一致するため、遺族側は「学校内でのいじめを早期に発見していれば、被害拡大を防ぐことができた」と、当時の学校対応を問題視しています。
 第三者委員会が今年4月に公表した中間報告をめぐっては、遺族側から「調査が加害者や学校側に偏っている」と調査の不備を指摘する所見書が提出されています。
 また、学校内でのいじめが示唆されたアンケート調査の結果が反映されていなかったことについて、説明を求める意見書も提出されています。

6月24日(金)午後6時03分配信