山梨県内のコメどころ北杜市では、田植えが終わった田んぼに可愛らしい生き物が登場し農家を手助けしています。

北杜市須玉町です。
水草の生えた田んぼに現れた生き物とは・・・。
大塚郁弥記者:
こちらの田んぼではアイガモが元気に泳いでいます。稲の成長を妨げる雑草を食べ、成長を促します。

高瀬弘樹さんの田んぼでは6月19日からアイガモを放っています。
一面水草だらけでしたが、わずか5日でかなりの量の水草がなくなったといいます。
これは「アイガモ農法」と言い、田んぼの雑草を取り除いてくれるだけでなく、出荷できないコメをエサにしたり、カモのフンが肥料になったりするため循環型農業になります。

高瀬さん:
環境にやさしい農法だと思っています。収穫して(出荷できないコメは)食べていく、そういう良い循環農法だと思っています。

アイガモ農法は稲穂がたれる8月中旬まで続く予定です。
