法務省によりますと出所して再犯で刑務所に戻った人の約7割が無職と、出所後の就労支援の必要性を理解してもらうため19日、青森県内の事業者を対象に刑務所の見学会が行われました。

見学会には刑務所を出所した人の社会復帰のために雇用を検討する「協力雇用主」と言われる事業者など県内から10社が参加しました。参加した人たちは刑務所内で行われているフォークリフトの運転資格を取得するための職業訓練のほか木工品製作や衣服の縫製といった工場作業などを見学しました。また、刑務所の職員と受刑者の刑務作業について意見交換も行われました。

協力雇用主
「空気感がすごい伝わってきて、規律正しくなるように指導しているのでしょうし大変勉強になった。一般の人にも広げられるのであれば広げたらいいのではないかと個人的に思った」

青森保護観察所によりますと協力雇用主として登録している県内の事業者は196社で東北の他県に比べてると少ない状況です。また、そのうち出所者を受け入れた経験があるのは1割程度に留まっています。

参加した協力雇用主は
「刑務所からの人を雇うというのは「えー」となると思うし(最初は)自分もそうでした。更生させて支えてあげればいいのかなと思う」

参加者たちは再犯防止のために就労支援の重要性について理解を深めていました。