■プロ野球 オリックス8ー5ロッテ CSファイナルステージ第1戦 (18日 京セラD大阪)
絶対的エースのオリックス山本由伸(25)が3年連続CSファイナル第1戦での先発に臨んだが1回まさかの乱調で3点を先制された。それでも打線は7番紅林が3打点の活躍を見せるなど、小刻みに反撃。6回には4点を叩き出し7-4とついに逆転に成功した。エース、7イニングの粘投に打線が応える投打の持ち味を見せ、オリックスはCSファイナルステージを先勝。アドバンテージの1勝があるため3年連続の日本シリーズ進出へはあと2勝とした。
史上初3年連続投手4冠のエース、オリックス山本が3年連続でCSファイナルステージ第1戦の先発マウンドに登板した。相手ロッテとのシーズン最後の対戦では自身2度目となるノーヒットノーランで抑え込んでいる。
1番荻野貴司(37)に2球目の154キロのストレートを投手強襲ヒットされ、いきなりの出塁を許した。続く2番藤岡裕大(30)にはセンター前へ運ばれ、3番角中勝也(36)の犠打で1死二・三塁となった。4番ポランコ(32)に右中間2点タイムリーツーベースで先制を許す。山本はクライマックスシリーズ通算での初失点となった。
5番安田はセカンド内野安打、6番岡大海(32)は詰まりながらもセンター前ヒットとまたも、連打で1死満塁とまたもピンチに。
7番山口航輝(23)遊ゴロ間に1点を追加され、0-3とリードを拡げられた。続く8番松川虎生(19)は三振とし、なんとか波乱の1回を終えた。
打線は直後の1回裏、ロッテ先発・美馬学(37)から3番森友哉(28)がチーム初安打の左中間ツーベースで2死二塁とするが、続く4番セデーニョ(25)は中飛で凡退した。
2回、先頭9番中村奨吾(31)が3塁側カメラマンエリアへのファールフライをサード宗佑磨(27)が好捕で山本を盛り立てた。山本は初回に安打を許した1番荻野をフォークボールで三振、2番藤岡を左飛で打ち取り、三者凡退と立ち直りを見せた。
エースを援護したい打線は4回、1死から4番セデーニョがライト前ヒットで出塁。5番杉本はセカンドフライも、6番ゴンザレス(34)が四球を選ぶ。2死一・二塁で7番・紅林弘太郎(21)が右中間への2点タイムリーツーベースを放ち、2-3と1点差に。ベンチ前ではエース山本もガッツポーズを見せた。
なおも2死二塁で8番宗佑磨が三塁線を抜くレフト前タイムリーで3-3と一挙、同点に追いついた。
2回以降は1安打を許すのみと立ち直った山本だったが6回、先頭の7番山口にレフト前ヒットで出塁される。8番松川に犠打を許すも9番中村を三振と2死二塁まで踏ん張ったが、1番荻野にはセンター前へ運ばれ、3-4と勝ち越しを許した。
直後の6回裏、代わったロッテ3番手・中村稔弥(27)から先頭の4番セデーニョが四球で出塁。続く5番杉本の右中間を破るツーベースでセデーニョが1塁からの激走で生還し、4-4と再び同点に追いつく。
さらに無死一・三塁とチャンスを拡げ、7番紅林がロッテ4番手・東妻勇輔(27)からライト前タイムリーヒットを放ち、4-5とついに勝ち越した。さらに1死二・三塁で9番若月の投ゴロ間に1点を追加し、4-6。2死三塁で1番中川がレフト前タイムリーヒットで4-7。この回、4点を叩き出し、大きく試合をひっくり返した。
山本は7回、4番ポランコの犠飛で1点を返され、7-5と迫られるが、後続を打ち取った。7回5失点116球と流れを譲らない気迫の投球で踏ん張った。
打線は8回に2死二塁から9番若月がライト前タイムリーツーベースで1点を追加し、8-5とした。この日は下位打線だけで6打点を稼ぎ、隙の無い攻撃を見せた。
オリックスは8回を2番手・山﨑颯一郎、9回を3番手・平野佳寿が無失点で凌ぎきり、試合を締めくくった。
※写真は紅林選手














