■プロ野球CSファーストステージ・第3戦 ロッテ 4x-3 ソフトバンク ※延長10回(16日・ZOZOマリンスタジアム)

ロッテ(リーグ2位)は1勝1敗で迎えたCSファーストステージ第3戦でソフトバンク(同3位)を大逆転のサヨナラで制し、2年ぶりのファイナルステージ進出を果たした。2010年以来の日本シリーズ進出を懸け、18日から始まるファイナルSで首位・オリックスと対戦する。

3点ビハインドで迎えた延長10回、ソフトバンク津森に対し、代打・角中、荻野の連打でチャンスを作ると藤岡裕大(30)が劇的同点3ランを放ち、試合は振り出しに。さらに代わった大津を相手に、2死から岡大海(32)がヒットで出塁すると安田尚憲(24)がライトへタイムリーを放ち、岡が本塁生還。リプレー検証を経て生還が認められロッテのサヨナラ勝ちが決まった。

序盤から両チーム無得点が続き、0-0で迎えた直前の延長10回、マウンドに上がった澤村拓一(35)が1死で代打・柳町に右中間への二塁打を許すと、2死二塁で周東、川瀬に連続タイムリーを浴び0-2。さらに代わった坂本光士郎(29)も柳田にタイムリーを許し一気に3点を奪われ、“敗戦ムード”が漂っていたが、執念の大逆転でファイナル進出を決めた。

この日のスタメンは1番 荻野貴司(37・ライト)、2番 藤岡裕大(30・ショート)、3番 石川慎吾 (30・レフト)、4番 ポランコ(32・DH)、5番 岡大海(32・センター)、6番 ブロッソー(29・サード)、7番 茶谷健太(25・ファースト)、8番 佐藤都志也(25・キャッチャー)、9番 中村奨吾(31・セカンド)。

先発の小島和哉(27)は今季ソフトバンク戦、5試合に登板し1勝2敗で防御率4.45。立ち上がりはヒットと四球で2死一・二塁とするが中村を二飛。2回は今宮から3者連続の空振り三振。3回は先頭・甲斐に初球デッドボールを与え、送りバントで二塁に進まれるが川瀬、柳田を外野フライに打ち取った。

打線はソフトバンク先発・和田に対し、1回は先頭・荻野がヒットと送りバントで1死二塁とし、石川慎が二ゴロで三塁へ。だがポランコが四球で歩かされ、続く岡は遊ゴロで先制機を逃した。3回は2死一・二塁のチャンスに再びポランコが打席に立ったが、カウント2-2からスライダーに空振り三振。和田はガッツポーズ。

5回を終えて両チーム2安打無得点と投手戦が続く中、6回の小島は1死で柳田に左中間方向へ二塁打を打たれると、続く近藤にライト前へ運ばれ柳田は本塁に走るが、荻野の好返球により本塁タッチアウトで先制点を与えず。

打線は直後の6回、ソフトバンク2人目・又吉に対し、先頭の藤岡が四球で出塁するが、石川慎がショート併殺打。さらに代わったヘルナンデスにポランコが空振り三振に倒れた。

7回の小島は三森を空振り三振に仕留めたところで交代。2人目は西村天裕(30)。小島は6回1/3(96球)を投げて4安打無失点の好投、会場から温かい声援が送られた。西村は井上、甲斐をきっちり抑える。

ここまで2安打の打線は7回、藤井に対し、代打・安田と佐藤都の四球で2死一・二塁とするが、中村奨が空振り三振。8回は松本裕を相手に先頭・荻野が四球で出塁するが、後続が凡退で、ポランコは3打席連続の空振り三振。

投手陣は8回、澤田圭佑(29)が3者凡退、9回は益田直也(33)も近藤から3人で退けた。両チーム無得点のまま迎えた9回裏、ソフトバンク6人目・オスナから、1死で安田がヒットで出塁するが、2死二塁で佐藤都が空振り三振。6回以降毎回ランナーを出すが、4イニング続けて最後は空振りの三振に倒れ、勝負は延長戦に入った。

【CSファーストステージ結果】
第1戦 ロッテ 8-2 ソフトバンク
第2戦 ロッテ 1-3 ソフトバンク
第3戦 ロッテ 4x-3 ソフトバンク ※延長10回サヨナラ