■マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)一夜明け会見(16日、ハイアットリージェンシー東京)

パリ五輪マラソン日本代表選考会のMGCから一夜明けた16日、代表に内定した4選手が会見。男子は2時間8分57秒で優勝した小山直城(27、Honda)、2位の赤﨑暁(25、九電工)、女子は、自己新の2時間24分09秒で優勝した鈴木優花(24、第一生命グループ)と2位の一山麻緒(26、資生堂)が出席した。

夫で日本記録保持者の鈴木健吾(28、富士通)と共にパリ五輪出場を目指していた一山は「やっとMGCが終わったなとホッとした気持ちです」。レース本番で途中棄権をした鈴木について聞かれると「もう一回チャンス(ファイナルチャレンジ)があるのでそこに向けて、『あともう一回頑張る』と言っていたので、私も一緒に頑張りたい」とレース後の会話を明かした。東京五輪に続いて2度目の五輪出場となるパリへは、自身の経験を活かして「東京五輪よりも良い順位で走りきりたい」と意気込んだ。

自己新で優勝した鈴木は「疲労感というよりは晴れやかな気持ちで過ごせている感じです」。「(パリ五輪では)8位以内は絶対狙っていきたいと思います」と力強く語った。

男子マラソン初代表の小山は「多くの方からいろんなコメントをいただいて、だんだんと実感が湧いてきました」。パリ五輪へは「自己ベスト(2時間7分40秒)で世界と比べても7分くらい差があるので、少しでも差を縮められるように自己ベストを更新していきたい」と話した。2位の赤﨑は「代表になれたことがすごく嬉しく思いますし、いろんな方々の支えがあってこのような結果が出せたのかなと思います」と感謝を表し、「パリ五輪では8位入賞を目指して頑張りたい」と決意を新たにした。

残るパリ五輪の代表1枠は「MGCファイナルチャレンジ」で設定記録(男子:2時間05分50 秒、女子:2時間21分41秒)を突破した記録最上位の選手1人が獲得。該当する選手がいない場合は、MGC3位の選手が代表入りする。以下がファイナルチャレンジのマラソン日本代表選考レース。

【男子(3大会)】
福岡国際マラソン2023(2023年12月3日)
大阪マラソン2024(2024年2月25日)
東京マラソン2024(2024年3月3日)

【女子(2大会)】
第43回大阪国際女子マラソン大会(2024年1月28日)
名古屋ウィメンズマラソン2024(2024年3月10日)

【MGC男子結果】
優勝 小山直城(Honda) 2時間08分57秒
2位 赤﨑暁(九電工)2時間09分06秒
3位 大迫傑(Nike)2時間09分11秒

【MGC女子結果】
優勝 鈴木優花(第一生命グループ)2時間24分09秒
2位 一山麻緒(資生堂) 2時間24分43秒
3位 細田あい(エディオン)2時間24分50秒

※写真は(左)鈴木優花選手、(右)一山麻緒選手