ドラゴンズ、ピッチャーに転向した岐阜県飛騨市出身の根尾昂選手(22)が、22日、自己最速の152キロをマーク、ドームの雰囲気を一変させました。
22日のスワローズ戦、3対7と劣勢の中での8回でした。
(場内アナウンス)
「ピッチャー根尾!」
この日一番の歓声を浴び、一軍で4度目のマウンドに上がった根尾昂投手。まずは先頭の長岡選手を、147キロのストレートでセカンドゴロに打ち取ると、続く代打の川端選手も、スライダーでセカンドゴロに打ち取り、2アウト。
そして塩見選手への初球でした。

(実況)
「アウトコース直球ボ-ル。152キロ出ました!」
ボールにはなりましたが、自己最速の152キロを記録すると、その後はスライダー、そして151キロのストレートで1ボール2ストライクと追い込み、迎えた4球目。

(実況)
「初球空振り三振!152キロ!」
ふたたび152キロのストレートで空振り三振に仕留めると、場内は大歓声に包まれました。このピッチングに22日、CBCラジオの解説の吉見一起さんも絶賛。

(吉見一起さん)
「これが勝ちゲームであったり先発となると、こんなに目いっぱい投げれらないと思うが、もっと大事な場面とか先発で見てみたい」
この登板で立浪監督も「十分戦力になる」と評価。今後、先発登板への期待も高まります。