「異彩を、放て。」をテーマに障害のある作家のアート作品を発信する「ヘラルボニー」が路線バスの車体を色鮮やかにラッピングしました。

これは「ヘラルボニー」が「岩手県北バス」と親会社の「みちのりホールディングス」と連携して行ったものです。42人乗りの大型バスにラッピングされたのはヘラルボニーが契約する作家・工藤みどりさんによる青を基調とした無数の点が描かれた作品です。路線バスとして使用されるのを前に9日、会見が行われました。

(ヘラルボニー 松田文登 副社長)
「単純に美しいとか、すてきだなというところが最初の入口になって障害のある方たちを知っていく動線になることは美しいことだと思う」

色鮮やかなヘラルボニーバスは、10日から盛岡バスセンターと沼宮内営業所や松川温泉を結ぶ路線などで運行され多様な人々を乗せながら異彩を放ちます。