青森県の弘前大学がリンゴ園から出るせん定された枝を板材に再生することに成功しました。接着剤を使わない環境に優しい木材製品として建材への利用など実用化が期待されています。

リンゴのせん定枝を使った「りんごの板材」の再生に成功したのは弘前大学教育学部の廣瀬孝准教授たちで、アップサイクルに取り組んでいる弘前市のアサヒ印刷の依頼で2021年度から研究してきました。

板材はチップにしたせん定枝を細かく粉砕し、水を加え型に入れて圧力と熱を用いて作られます。様々な大きさに作ることが可能で、これまでの曲げの強度では建材や家具に使われているパーティクルボードの7割くらいまで高めることができたということです。

弘前大学教育学部 廣瀬孝准教授
「リンゴの接着に寄与する成分がより多く含まれていたということがわかってとても環境にやさしい材料ができた。これから実用化に向けてスケールアップして実際つなげていきたい」

「リンゴの板材」と研究成果は13日から弘前市で開かれる「津軽の食と産業まつり」で展示・紹介されることになっています。