住民同士の結びつきを強くして地域を盛り上げようと新潟市江南区の小学生が地元の祭りで行う企画を考え住民にプレゼンしました。いったい、どんな楽しい企画が出てきたのでしょうか?

【児童】
「お祭りの中で学習発表をすることを提案します」

地元住民にプレゼンしたのは、新潟市江南区の大淵小学校の6年生です。6年生は、総合学習の時間で地域の課題や魅力を探し、自分たちがどのようなことができるかを考えてきました。

住民へのインタビューなどで見つけた地域の課題は「地域の人と人とのつながりの減少」ということで、課題を解決するため、11月に行われる祭で実行する企画を考えたのです。

【豚汁グループ】
「豚汁はみんなが大好きだから、みんなが食べに来てくれると思ったからです」

体を温める豚汁を提供する企画や地域の魅力を詰めた景品が当たる射的など個性あふれる4つの企画が提案されました。

児童の話を聞いた住民は…

【住民は】
「具材を作るのに一番苦労するなというものはありますか」

住民も子どもたちと一緒になって企画を練り、ブラッシュアップさせました。

【児童】
「いろいろな意見をもらって、自分が見えない角度からいろいろな指摘をしてくれたからうれしかったです」

【大江山地区コミュニティ協議会 山崎明 会長】
「子どもらしいとは思いますけど、地域で一体となってやりたいんだよということが見えてきて、本当にうれしく思いました」

企画の一部は、11月3日から5日に大江山農村環境改善センターで開催される祭りで実施する予定です。