中国・杭州で行われているアジア大会。サッカー男子は4日、準決勝が行われました。日本代表は4対0で香港代表に勝ち、7日に行われる決勝進出を決めました。

試合は“完全アウェー”の雰囲気の中、前半23分にフリーキックのこぼれ球をFW鮎川峻(J2大分トリニータ)が押し込んで、日本が先制します。
さらにMF谷内田哲平(J1京都サンガ・帝京長岡出身)がシュートを放つなどゴールを狙いますが追加点を奪えず、前半を1対0で折り返します。

後半は少しずつ日本がボールを動かし、チャンスを作ることができるようになります。
すると9分でした。ペナルティーエリアの右からMF角昂志郎(筑波大)がシュートを放つと、こぼれ球にMF日野翔太(拓殖大)が反応。押し込んで追加点を奪います。
さらに後半29分、相手キーパーからのパスをカットしたMF小見洋太(J1アルビレックス新潟)が左足で流し込んで3点目。後半41分にはMF日野翔太がこの試合2点目を決めるなど、最後まで走り切った日本は4対0で香港を下し、7日に行われる決勝に駒を進めました。
GK藤田和輝(J2栃木SC・アルビレックス新潟から期限付き移籍中)もフル出場で無失点勝利に貢献しています。