新潟市の旧新潟三越のシンボルとして親しまれてきた『ライオン像』が、街の「安全安心アンバサダー」に任命されました。

『安全安心アンバサダー』に任命されたのは、新潟市中央区のNEXT21に設置されているライオン像です。このライオン像は3年前、旧新潟三越の閉店に伴って移設されました。
10月11日から始まる「全国地域安全運動」を前に、“古町地区の象徴”として親しまれているライオン像を通じて、市民に防犯意識を高めてもらおうというものです。

【新潟中央警察署 左京秀明署長】
「このライオン像を見た時に、『特殊詐欺に遭わない』・『交通事故に遭わない』・『安全安心な町にしたい』と1人でも思ってくれたら」

新潟県内では、今年8月末までに特殊詐欺による被害は132件、被害額はおよそ3億1800万円に上っています。

新潟中央署管内でも特殊詐欺事件が去年を上回るペースで発生していることから、新潟中央署はライオン像と共に“被害防止”に取り組んでいくとしています。