病院から病院に患者を運ぶ転院搬送が平日の日中に集中し、救急出動に影響を及ぼしかねないことから青森県の弘前消防本部は日中勤務の救急隊を新たに設け、3日、試験運用を始めました。

弘前消防署に編成された日勤救急隊は3人体制で、市内4つの消防署から消防本部管内の病院に転院する患者の搬送に対応します。管内での救急車の出動件数は2023年すでに1万件を超えていて、このうち13%が転院搬送となっています。弘前市内での転院搬送が平日の日中に集中していて救急車の出動の半数を占めていることを踏まえ試験運用を始めました。

日勤救急隊は午前8時半から午後5時半が勤務時間で、隊員の働き方改革や女性活躍にもつながることが期待されています。

弘前地区消防事務組合 齊藤麻衣救急救命士
「日勤救急隊になることで毎日子どもの顔が見られてなおかつ救急隊としても活躍できるのがうれしい」

青森県内初となる日勤救急隊の試験運用は10月いっぱい行なわれ、成果が得られれば弘前消防本部管内8つの市町村に本格運用を提案していくことにしています。