北海道に次いで青森県が全国2位の水揚げ量を誇るナマコ。本来であれば1日からの漁解禁で港が活気づくはずでしたが、福島第一原発処理水の放出を巡る中国の禁輸措置の影響で10月は漁が見送られることになり港は静かです。漁師からは先行きが見えない状況に不安の声があがっています。
2日朝の青森県横浜漁港の様子です。ナマコ漁の見送りで港には人影がまばらです。8月の福島第一原発の処理水の放出で中国が日本の水産物を禁輸。ナマコの輸出先のひとつとなっていた中国の対応に、県漁連は水揚げしても買い手がつかないとして青森県内でナマコ漁を行う27の漁協に漁の自粛を要請。東京電力に損害の補償を求める方針を示しています。
漁師は
「(収入への影響は)今までの例で言えばぜんぜんどころの騒ぎではない」
「先の見えない補償だから不安」
青森県によりますと県産ナマコの水揚げ量は2022年、約646トンで、ここ数年は減少傾向にある一方で金額は24億8000万円相当に上向いていました。このうちの約22トン7億8000万円相当が中国への輸出でした。
ナマコ漁の見送りとこれに対する影響に地元の漁師たちは不安を訴えます。
漁師は
「去年の水揚げはナマコ漁中止してるからないわけで、だから何を返金として補償するのか金額的に」
県漁連では11月以降の漁については状況を見ながら判断するとしていますが、県内の水産物への影響が落ち着く見通しは立たないままです。














