トラックドライバーの不足が予想される物流業界の「2024年問題」が社会的な課題となる中、自動運転技術を開発するアメリカの企業が開発中の自動運転トラックを初めて公開しました。

記者
「こちらのトラック、運転席は一般なものと、さほど違いはありませんが、車体には障害物を検知する装置が沢山ついています」

開発中の自動運転トラックを初めて公開したのは、自動運転技術を開発するアメリカの「TuSimple」の日本法人です。

この自動運転トラックは他の車やガードレールなどを高性能センサーやカメラによって正確に認識することで、自動走行を可能にします。

今年1月から東名高速などで、自動運転「レベル2」と言われるハンドルやアクセルなどを自動で制御する自動運転の実証実験をすでに行っていますが、2025年には特定の条件のもとで完全な自動運転となる「レベル4」の実証実験を目指しているということです。