富山市に主力工場がある医薬品製造の「アクティブファーマ」が国が承認していない方法で製品を製造していた疑いがあるとして県の立ち入り調査を受けていたことがわかりました。

「アクティブファーマ」は東京に本社を置き、富山市八尾町の工場で医薬品の原薬の開発や製造などを行っています。

親会社の「三谷産業」によりますと、国が承認していない方法で製品を製造した疑いがあるとして、ことし5月と7月に法律に基づく県の立ち入り調査を受けたということです。

現在、社内の調査を行い事実関係を確認しているということです。

「アクティブファーマ」は三谷産業と日医工が2009年に共同設立し、2021年に三谷産業が完全子会社化しています。

また、この件について県は「個別の案件については答えることができない」としています。