1人の保育士が担当する子どもの数、いわゆる“配置基準”について、保育士と保護者の団体が記者会見を開き、人員増など抜本的な基準の見直しを訴えました。

政府は、4歳児と5歳児の保育士の配置基準について、早ければ来年度から保育士を手厚く配置した施設に運営費を「加算」することで改善するとしています。

保育士らと保護者らで作る団体が共同で記者会見を開き、「子どもの命と安全が守られない」として抜本的な基準の見直しを求めました。

福岡県の保育園児の保護者
「痛ましい事故が起きるたびに園が責められますが、その状況にしてしまっているのは、現状にそぐわない配置基準を放置している国の責任だ」

団体は、保育園の送迎バスでの置き去り事故などが起きる原因の一端は、「保育士の不足にある」と指摘した上で、運営費の加算による改善は「全ての施設で実施されるとは限らず、保育士が増えるための配置基準の改善が必要だ」としています。

今後、団体では来月まで行う保護者らからのアンケートの結果を取りまとめ、配置基準の改善を政府に求めていく方針です。