パリ五輪出場をかけたバレーボールのワールドカップ第6戦で女子日本代表(世界ランク8位)はトルコ(同1位)と対戦し、セットカウント1‐3(25-22、22‐25、24‐26、12‐25)で敗れた。五輪出場権は最終戦に持ち越しとなった。大会は3か国(中国、日本、ポーランド)に分かれて行われ、プールBには日本を含む8チームが出場。総当たり戦を行い上位2チームが五輪出場権を獲得する。この試合でトルコが五輪出場権を獲得した。

スタメンは主将・古賀紗理那(27)、渡邊彩(32)、井上愛里沙(28)関菜々巳(24)、林琴奈(23)、山田二千華(23)、リベロ・福留慧美(25)が起用された。

日本は3-0か3-1で勝てば五輪出場が決まる大一番。トルコも勝てば五輪出場が決定。世界屈指のWエース、194cmバルガスと195cmカラクルトの攻撃を拾い、日本は粘ってラリー戦に持ち込みたい。

第1セット、いきなり古賀が魅せる。バルガスを1枚でブロック、コースを狙った攻撃でもポイントを奪いリズムを作る。カラクルトの攻撃には渡邊がブロックし得点。トルコは悪い流れを変えようとカラクルトをベンチにさげるも、着実に得点した日本が先に20点に到達。相手の攻撃を好守備でつないだ日本が25-22で大事な第1セットを先取した。

第2セット、渡邊のブロックで日本が先行。トルコもカラクルトとバルガスの両エースがアタックを決め点の取り合いに。中盤、渡邊がカラクルトをブロック、移動攻撃も次々と決めた。古賀と井上のバックアタックもあり日本は終盤までリードを保ったが、終盤バルガスを中心にトルコが追い上げ、逆転。日本は22-25でこのセット落とした。

第3セット、トルコが世界1位の底力を見せ始める。バルガスの強力なサーブやアタックに苦しみ、日本は徐々にリードを広げられる。劣勢の中、躍動したのは途中出場の和田由紀子(21)と石川真佑(23)。流れを手繰り寄せる活躍を見せ、日本が23-22と逆転。先にセットポイントを握ったが再びトルコに逆転され、24-26でセットを落とした。

第4セット、序盤からトルコにリードされる苦しい展開に。日本はセッターを松井珠己(25)に変え、流れを引き戻そうとするが、トルコの多彩な攻撃の前に、なかなか自分たちのバレーを見せられない。そのままトルコに敗れ、五輪出場権獲得は最終戦に持ち越された。

試合後、古賀キャプテンは「サーブで崩してブロックシャットの本数も多くてそこはよかった。明日が勝負なので、明日はブロックショットの本数もそうですけど、ブロックタッチも増やしていきたい。特に3セット目は先攻される状態だったので、『私たちのコートの中での役割をやっていこう』と話しました」とふり返った。ブラジル戦に向けては「しっかり切り替えて明日は勝つ準備をしたい。明日はしっかり勝ちます」と気合をいれた。

プールBには日本の他にトルコ(1位)、ブラジル(4位)、ベルギー(14位)、アルゼンチン(17位)、ブルガリア(18 位)、プエルトリコ(19位)、ペルー(39位)。

日本は最終戦となる24日に、世界ランキング4位のブラジルと対戦する。
※世界ランキングは試合前時点

【日本の得点(上位)】
古賀 15得点
井上 11得点
渡邊 9得点

【プールB 順位表】
1位 トルコ   6勝0敗 勝点18※五輪出場決定
2位 日本    5勝1敗 勝点14
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3位 ブラジル  5勝1敗 勝点14
4位 プエルトリコ 3勝3敗 勝点8
5位 アルゼンチン 2勝4敗 勝点6
6位 ベルギー  2勝4敗 勝点6
7位 ブルガリア 1勝5敗 勝点5
8位 ペルー   0勝6敗 勝点0