オーストラリアとニュージーランドで7月から8月に行われたFIFA女子ワールドカップ後、初の試合となる国際親善試合(北九州スタジアム/福岡)が23日に行われました。
日本代表“なでしこジャパン”はアルゼンチン代表に対し8ゴールを挙げて完勝。アルビレックス新潟レディースからメンバーに選ばれたGK平尾知佳選手も先発フル出場し、10月下旬から始まるパリ五輪の2次予選に向けて幸先の良いスタートを切りました。

日本代表は前半2分、前線でボールを奪ったFW田中美南(INAC神戸レオネッサ)が冷静に決めて先制すると、10分にはFW田中がペナルティーエリア内で倒されて得たPKをMF長谷川唯(マンチェスターシティ/イングランド)が落ち着いて沈めて2対0。
さらに25分にはDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)がヘディングで決めると、39分にはMF長谷川がこの日2点目のゴールで、4対0と大量リードで前半を折り返します。

後半も16分にMF清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)、21分にMF杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)、35分にFW植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、47分にMF清家がこの日2得点目。
終わってみれば8対0と大量得点でアルゼンチンに快勝し、10月26日から始まるパリ五輪予選に弾みを付けました。GK平尾知佳も最後尾からチームを安定させ、完封勝利に貢献しました。