警察と消防による山岳遭難者の救助訓練が山梨県市川三郷町で行われました。

22日の訓練には県警の山岳警備安全対策隊や峡南消防本部などから40人が参加しました。

そして登山道から30m滑落し動けなくなった遭難者がいるという想定で救助訓練を行いました。

参加者は遭難者に声をかけて駆け付け、担架に乗せて安全な場所まで引き上げていました。

また7mの高さからロープを使って降りる訓練も行いました。

南部警察署 小林祐介地域課長:
登山者の方には時間と体力に余裕を持って、複数人での登山を心掛けてほしい。

警察によりますと県内では今年101件の山岳遭難があり、このうち今月はすでに14件発生しているということです。