■プロ野球 ヤクルト 8-9 中日(21日・神宮)
前日サヨナラ負けの最下位・中日は、4点ビハインドの6回に、一挙6得点で試合をひっくり返し連敗を阻止。チームは51勝79敗4分(借金28)とし、28年ぶりの借金「30」と16年以来の80敗到達を回避した。最下位脱出に向け、5位・ヤクルトとのゲーム差は再び1.5に縮まった。
今季24度目先発の小笠原慎之介(25)は、今季最短の4回(77球)でマウンドを降り、今季ワーストの7失点も、打線の逆転劇で12敗目を逃れた。2人目・橋本侑樹(25)がプロ初勝利を飾った。
打線はヤクルト先発のサイスニードを相手に、1回は3者凡退。だが2回は、先頭・ビシエドがヒットで出塁すると、1死で木下がセンター左へ先制の5号2ランを放った。
小笠原の立ち上がりは1回は3者凡退。2回は村上に二塁打を許したが、後続を3人で抑えた。だが2点リードの3回は、先頭・長岡に二塁打を打たれると、1死で塩見のタイムリーで2-1。さらに2死二塁で山田の13号2ランを浴び、2-3と逆転を許してしまった。
打線は直後の4回、カリステの二塁打、ビシエドの二ゴロで1死三塁とし、石川昂の犠飛で3-3と同点に追いついたが、小笠原がその裏も踏ん張れず。先頭・オスナから古賀、長岡と3連打を許すと、サイスニードは打ち取ったが、続く塩見にバックスクリーンへ痛恨の7号満塁本塁打を浴び、3-7と突き放された。この日は4回で降板し、5回は橋本が1死一・二塁のピンチを招くも、古賀と長岡を遊ゴロで切り抜けた。
追いつきたい打線は6回、2死無走者でビシエドがヒット、石川昂が四球で一・二塁とすると、木下の2点タイムリー2ベースで5-7。さらに細川が申告敬遠で再び一・二塁とすると、村松のタイムリーで1点差に。続く代打・宇佐見が四球で満塁のチャンスを作ると、岡林がライト線へ走者一掃となるタイムリー3ベースを放ち、9-7と逆転に成功。
リリーフ陣は3人目の齋藤が、6回1死で塩見にヒットを許すと、山崎の二塁打から岡林の捕球ミスも絡み、9-8と1点差に。2死二塁で村上に四球を出し齋藤は降板。代わった祖父江は、サンタナを空振り三振に仕留め追加点を阻止。
7回はその祖父江が先頭から連続ヒットを許してマウンドを降りる。無死一・二塁でバトンを受けた福は、長岡を空振り三振、代打・青木をセカンド併殺打で切り抜けた。8回の勝野も2死一・二塁のピンチを招いたが、サンタナを三ゴロに抑えた。
1点リードのまま迎えた9回は、藤嶋がマウンドに上がり、1死で古賀にヒットを許したが、代打・宮本を左飛、最後は内山壮を見逃し三振に仕留めゲームセット。チームは接戦を制し、藤嶋は2セーブ目を挙げた。














