■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間21日、徳清体育中心体育館)
23日の開幕を前に行われた、男子バレーボールの予選第3戦で、日本代表はフィリピン(世界ランク63位)に3対0(25‐19、25‐14、25‐23)で勝利し、3連勝。予選突破を決めた。日本は前回大会は5位と表彰台に届かなかったが、これまでアジア大会の同種目で最多となる8個の金メダルを獲得している。
この試合のスタメンは主将の柳田将洋(31)、深津旭弘(36)、難波尭弘(25)、高橋慶帆(20)、麻野堅斗(18)、山崎彰都(25)。
第1セットは柳田が6得点を奪い、24分でフィリピンからセットを奪うと、第2セットも攻撃陣がリズムをつかみ23分で2セットを連取した。
第3セットは主将の柳田とここまで2試合連続チーム最多得点の高橋慶をベンチにさげるとフィリピンの勢いをなかなか止められず。23-23の接戦となったが最後は連続ポイントを挙げてストレートで勝利した。日本は3連勝となり、グループFを首位で突破した。チーム最多得点は山崎の11得点、第3セット出場しなかった主将・柳田は9得点だった。
試合後、柳田は「みんなのびのびとやってくれている。キャプテンとして僕も
助けられている。最終的には優勝を目指しているが、決勝トーナメントなど厳しい戦いが続く。先を見過ぎず、一戦一戦戦っていきたい」と話した。
日本は次戦、22日にカザフスタンと対戦する
【バレーボール 日程】
9月19日 予選リーグF組 アフガニスタン戦 3‐0
9月20日 予選リーグF組 インドネシア戦 3‐0
9月21日 予選リーグF組 フィリピン戦 3‐0
9月22日 カザフスタン(A組2位)vs.日本(F組1位)
9月24日 順位決定戦
9月25日 準決勝、7ー10位、11‐12位決定戦
9月26日 決勝、3‐4位、5‐6位、7‐8位、9‐10位決定戦