秋の交通安全運動が21日から始まり、警察は自転車事故の防止や日没から夜にかけての注意を呼びかけています。

長野県庁で行われた出発式には、警察や県の関係者などおよそ120人が出席し、県内出身の競輪選手・堀江省吾さんと須坂市の高甫(たかほ)小学校の児童が自転車の「安全利用宣言」を行いました。

警察によりますと、今年1月から8月末までの県内の自転車の事故による死者は2人で、2022年の7人から大幅に減っていて、警察は、4月にヘルメット着用が努力義務となったことで、安全意識が高まったとみています。

秋の交通安全運動は9月30日まで行われ、「信州グッドチャリダーシール」と呼ばれるヘルメット着用を促すシールも配り、啓発に役立てることにしています。