「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎博士の直筆の手紙などが愛媛県伊方町で見つかり、町内のミュージアムで公開されています。
見つかったのは、牧野博士が、主に昭和初期に伊方町の植物学者野村義弘に宛てた手紙など5点です。
伊方町の佐田岬半島ミュージアムが野村の親族から寄贈された資料を整理していたところ見つかったということです。
こちらは野村が牧野博士に依頼した佐田岬半島周辺に自生する植物の標本についての検定結果で手書きで記されています。
また昭和6年、1931年の年賀状で牧野博士は自身を「小僧より70歳の若者になった」と表現していてユーモラスな人柄が伺えます。
(来館者)
「(牧野博士と伊方町の関りを)初めて知ってね、うれしかったですね。なんか牧野さんが身近に感じられましたよ」
(佐田岬半島ミュージアム・高嶋 賢二副館長)
「牧野先生も目に留めてくださった地元・伊方町、佐田岬半島の植物を(多くの人に)もっと関心を持ってもらって、それを大事にしていこうという気持ちに繋がっていったらいいなと思っています」
これらの資料は、10月22日まで伊方町の佐田岬半島ミュージアムで一般公開されています。
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