■FIVBパリ五輪予選 プールB(17日、国立代々木競技場 第一体育館)

バレーボールの女子日本代表(世界ランク8位)は、パリ五輪予選の第2戦でアルゼンチン(同18位)と対戦し、セットカウント3ー0(25-18、25‐18、25‐23)でストレート勝利。開幕から2連勝を飾った。

前日のペルー戦も3-0と快勝した眞鍋ジャパンは、序盤から積極的な攻撃でリードし第1セットを奪うと、第2セットは拮抗した展開に苦しむ中、終盤のブロックなどで突き放し2セットを連取。第3セットは相手にリードされる場面もあったが、中盤に逆転し逃げ切った。

スタメンは初戦と同じく主将・古賀紗理那(27)、井上愛里沙(28)、宮部藍梨(25)、関菜々巳(24)、林琴奈(23)、山田二千華(23)、リベロ・福留慧美(25)が起用された。

日本は第1セット、井上のアタックや関のサービスエースなどで出だしから3連続ポイントを奪うと、アルゼンチンに対し連続ポイントを許さない展開で流れは日本に。昨季フランスリーグでプレーした井上がバックアタックや巧みなフェイントを決め、第1セットだけで7得点と積極的に攻撃を仕掛ける。さらに、宮部の打点の高いスパイクや、途中出場の和田由紀子(21)が交代直後にサービスエースを決めるなど確実に得点を重ね、日本よりスタメンの平均身長が約5cm高い相手にしっかり1セット目を先取した。 

第2セットは一進一退の攻防が続くも、第1セットで得点のなかった古賀が日本の12点目でようやく初得点を決めると日本が勢いを取り戻す。宮部のサービスエースやブロック、第1セットに続き井上が要所で決めきり第2セットも日本が25-18で連取した。

第3セットは3大会連続で五輪出場を狙うアルゼンチンの高さが日本に襲いかかる。長いラリーが続く苦しい展開が続き、10-11とリードを許す。しかし中盤にキャプテン古賀の気迫あるスパイクで逆転に成功すると、セッター関が井上、宮部、林と攻撃の的を絞らせずしっかりとリードを守った。最後はエース古賀の技ありのスパイクで接戦のセットを制し、開幕2連勝を飾った。

チーム最多17得点の井上は試合後「今日は点数を取れて良かったが、後半は相手が対応してきていた。ブロックで同じことをやられる事が多かったのでまだ修正が必要だと感じた。次戦のプエルトリコ戦ではここまでの勢いを力に変えて戦いたい」と話した。トスの組み立てについてセッターの関は「相手のミドルブロッカーが脅威だった。その中でも自分たちのミドルブロッカーがよかったので、真ん中を中心に組み立てようと思っていた」と振り返った。

五輪予選大会は同時に3箇所(日本、中国、ポーランド)で開催され、各組8チームが総当たり戦を行い、上位2チームに入ればパリ五輪の出場権を獲得する。

プールBの日本は、トルコ(1位)、ブラジル(4位)、ベルギー(13位)、ブルガリア(17位)、アルゼンチン(18位)、プエルトリコ(22位)、ペルー(29位)と対戦。出場が決まれば6大会連続の五輪出場となる。

日本は次戦、19日にベルギー(同13位)を破ったプエルトリコ(同22位)と対戦する。
※世界ランキングは試合前時点

【日本の得点(上位)】
井上 17得点
宮部 13得点
林 11得点
古賀 9得点
山田 5得点

【プールB・17日結果】
ベルギー 1ー3 プエルトリコ
トルコ 3ー0 ブルガリア
ブラジル 3ー0 ペルー
日本 3ー0 アルゼンチン