16日午前、北アルプスの立山連峰で東京都の女性会社員が左ひざのじん帯を損傷する大けがをし、県警ヘリで搬送されました。

16日午前6時半ごろ、北アルプス標高1790メートルの剱沢で、東京都の女性会社員(38)がバランスを崩して登山道から5メートル滑落、左ひざを負傷しました。

女性は友人と2人で登山をしていて、歩いて山小屋にたどり着きましたが、17日になって痛みがひどくなり歩けなくなったため、県警ヘリが女性を富山空港まで搬送し、消防に引き継ぎました。

事故があった現場は狭い登山道で、女性は路肩を踏み外したとみられ、左ひざのじん帯を損傷する重傷だということです。