ことし7月と8月に富山県内で起きた山岳遭難事故は、前の年の同じ時期に比べて増加していることがわかりました。

県警によりますとことし7月と8月の夏山シーズンに県内で発生した山岳遭難事故は、前の年の同じ時期と比べて6件多い56件でした。

遭難者数も59人と前の年から3人増え、うち県外から訪れた人が54人と全体の9割を超えています。

亡くなった人は3人ですべて転落が原因とみられています。

これからの時期は日没が早くなることから、県警・山岳警備隊は日没前に登山を終わらせるよう、早めの行動を呼びかけています。