16日、歌舞伎俳優の市川團十郎さんが自身のブログを更新し、亡くなった市川猿翁さんを追悼する言葉を綴りました。

市川團十郎さん



團十郎さんは、今年世を去った恩人たちを列記し、「私の人生に大きな影響と愛を下さった方々が、今年旅立つ、もう少し待ってほしいです。心がついてゆけなくなる。」と苦しく切ない胸の内を明かしました。

そして猿翁さんに「三代目猿之助の叔父さん、」と呼びかけ、「お稽古をつけて頂いた思い出、、色々教えてもらいました。そしてあの時の楼門五山桐の共演も、感謝しかない、忘れられないです。」と、稽古や舞台を共にした思い出を綴っています。

さらに「天翔ける心、それは貴方です。」と、猿翁さんが創造したスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の台詞を引いて、尊敬と憧憬の思いを込めています。

市川猿翁さん



▽ ▽ 市川團十郎さん 市川猿翁さんへの追悼全文 ▽ ▽

私にとって
大切な先輩が
この世を去る、

今年は
四代目市川左團次さん、
ご恩は生涯忘れない。

亀井忠雄先生、
私を友達と言ってくれた、
私の大恩人。

そして
三代目猿之助の叔父さん、
私に新しい光を見せてくれた方、

私の人生に大きな影響と愛を下さった方々が、
今年旅立つ、

もう少し待ってほしいです。
心がついてゆけなくなる。

三代目猿之助の叔父さん、

まだまだ芝居を
舞台に立ちたい気持ちがおありだったと思います。
寝たきりの生活になっても、
歌舞伎の事のみを考え夢見ていたお姿は忘れられない。

そして
お稽古をつけて頂いた思い出、、
色々教えてもらいました。
そしてあの時の
楼門五山桐の共演も、
感謝しかない、
忘れられないです。

あちらでも芝居を歌舞伎をなさるのだと思う。

叔父さんのお気持ちは
おそらく、
まだ足りぬ 芝居 芝居で 来世まで、、
ですよね、、

天翔ける心、
それは
貴方です。

心から
心から
お悔やみ申し上げます。

△ △ 全文、以上 △ △

【担当:芸能情報ステーション】