クリスマスから正月にかけて熱い商戦が繰り広げられる、おもちゃ。2023年のキーワードは「パーティーゲーム」と「宇宙」です。
◆「たまごっち」がメタバースに進出
RKB本田奈也花「メリークリスマス! まだ9月ですが、クリスマス商戦が始まっています。会場にもずらりとおもちゃが並んでいます」
福岡市博多区で開かれたおもちゃの大商談会。国内の玩具メーカー76社から1万点以上のおもちゃが集結しました。
本田「25年以上前に大ブームとなった『たまごっち』が、進化しているんです。デザインも曲線で可愛らしいですし、画面がカラーなのにびっくりなんですが、腕時計のように使用できます」
1996年から販売されている「たまごっちシリーズ」。2023年7月、新たに「Tamagotchi Uni」が発売されました(8250円)。このたまごっちは、Wi-Fiをつなぐと、メタバース(仮想空間)に移動でき、世界中のユーザーと交流することができます。
◆コロナ禍の後は「パーティーゲーム」?
「たまごっち」や「プラレール」「メルちゃん」などの定番商品も人気ですが、新型コロナが5類に移行した2023年はおもちゃの流行にも変化が見られています。キーワードの1つめは「パーティーゲーム」。年末年始に友達や親戚と集まる機会が増えると見込まれていて、注目を集めています。
カワダ福岡支店 松本智子さん「こちらの商品なんですけど、名前がすごくないですか?」
商品名は「佐藤です。好きなおにぎりの具は梅です」(1760円)。このパーティーゲームは遊びながら自己紹介をすることができます。
松本さん「自分を動物に例えるなら?」
RKB本田奈也花「イヌ!」
松本さん「では、好きなアイスは?」
本田「しゃりしゃりしたアイス」
松本さん「こういった形で、その人のことをいろいろ質問するんです。ある程度時間が経った時に、相手が何が好きだったのか答えてあげる。そうやって相手のことを知っていくのをゲームにしている、という新感覚のゲームです」
本田「より深く知ることができますね」
◆夢は「宇宙」に スマホで動かす本格ロボット
2つ目のキーワードは、「宇宙」です。
RKB本田奈也花「野球ボールくらいのサイズでとても軽いんですが、これは?」
カワダ福岡支店 松本智子さん「宇宙開発で使われているロボットが、そのままおもちゃになっているんです」
変形型月面ロボット「SORA-Q」(2万7500円)は、子供たちに宇宙に興味を持ってもらおうと、玩具メーカーのタカラトミーとJAXA(宇宙航空研究開発機構)が約6年の歳月をかけて完成させたものです。9月7日に種子島宇宙センターから月に向けて打ち上げられたH2Aロケットにも、同じサイズのロボットが搭載されています。
ロボットには月面探査や操縦など60種類のプログラムが搭載されていて、スマートフォンを使って動かすことができます。JAXA職員の疑似体験ができる「SORA-Q」。年末年始のおもちゃ売り場をにぎわせそうです。
◆少子化なのに市場が拡大する理由は?
日本玩具協会によりますと、2022年度のおもちゃの市場規模は、少子化の進行にもかかわらず、9525億円に上り、過去最高となりました。「ポケモンカードゲーム」などのカードゲームが前年比で32%増、金額で572億円も市場規模を拡大したことが要因の一つです。また、ロングセラーブランドの2~3世代化が進んでいることから、2023年度もさらなる拡大が期待されています。
原材料の高騰や円安の影響により、商品の価格が上がっていることが懸念材料となっていますが、商談会を企画した玩具の総合商社カワダの松本智子さんは「高値になってしまっているものもありますが、楽しい時間を過ごしたいという気持ちは皆さんあるので、おもちゃは売れ続けています」と話していました。
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