宮城県の気仙沼港に15日朝、県内トップを切ってサンマが初水揚げされました。記録的な不漁が続く中、去年の2倍の価格で取り引きされました。では、今年のサンマの漁獲の見通しはどうなるのか、漁業情報サービスセンターの担当者に聞きました。
漁業情報サービスセンター水産情報部 渡邉一功部長:
「サンマの数自体、資源の量が非常に少ない。サンマの資源は、地球規模の気候変動によって大きく影響されて、ちょうど今はサンマにとってはあまり好ましくない環境になっている」

海水温の上昇がサンマの資源量の減少の要因と指摘する専門家。さらに群れの南下が遅れて不漁になっていると指摘します。
漁業情報サービスセンター水産情報部 渡邉一功部長:
「今年はここ数年で非常に海水温が高い状況になっていて、今現在では水温が下がる状況はまだ発生していない。サンマも南下を始める時期は、去年に比べて遅くなる可能性はある」
ただ、例年より半月ほど遅いものの10月初旬になれば、三陸沖に回遊してくるとみています。

漁業情報サービスセンター水産情報部 渡邉一功部長:
「10月くらいになるとサンマも南下を始めて、水温も下がってくる。そうすると漁場でだんだん獲れるようになり、漁場の位置もどんどん南へ下がってきます」
今年も不漁傾向が続くとはいえ、餌となるオキアミなどが回復傾向にあり過去最低となった去年よりは漁獲量は増えると予測しています。











