依然続く厳しい暑さ、その影響は、食卓に並ぶ野菜にも及んでいます。畑での高温障害などが原因で市場に並ぶ野菜が少なく、価格が高騰しているということです。

我妻優記者:
「9月に入っても厳しい暑さが続いていますが、この暑さには野菜たちも悲鳴をあげています」

仙台朝市にある「いたがき朝市店」。店頭には様々な野菜が並んでいます。しかし、今年は猛暑のため仕入れに苦労しているといいます。

いたがき朝市店 森俊之青果マネージャー:
「今だと種類を集めるのが大変。野菜の数が少ないのも多いので、そのために価格も高くなるし…」

この夏は、雨が少なかったため畑の土が乾いて、野菜の生育にも大きな影響があったといいます。

いたがき朝市店 森俊之青果マネージャー:
「畑の中で高温障害が発生してしまって、そのために病気が発生したり溶けたりしてしまったりとか。あとは中に空洞ができてしまったりとか、特にダイコンとかニンジンは影響が出ていますね」

売り物になる野菜が少なく、そのために仕入れ価格が高騰しているのが現状です。こちらで売られているトマトは、例年より100円ほど値上がりしています。

いたがき朝市店 森俊之青果マネージャー:
「今年のトマトは高いですね。正品として出せるものが少ない。そのためにだいぶお値段がお高め。我々の買う値段で1.5倍とか1.7倍とかその位になってしまうと、我々も生活があるので、どうしても売価に反映してしまう」

この暑さは、店頭に並んでいる野菜にも大きな影響を及ぼしました。こちらのホウレンソウは店の外で売っていたところ、暑さのあまり茎や葉が煮えたように柔らかくなってしまい、売り物にならなかったといいます。

いたがき朝市店 森俊之青果マネージャー:
「今はピンと立っていますが、これがくたっと曲がりました。茎の部分が“煮えて”しまうんですね」

いたがき朝市店では、「できる限り価格を押さえて野菜を販売していきたい。あとは猛暑が収まるのを待つしかない」と話していました。