富山大学に勤務する60代の女性職員が同僚の女性職員に台車をぶつけてけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検されていたことがわかりました。

傷害の疑いで書類送検されたのは、富山大学の総務部に勤務する60代の女性職員です。

関係者によりますと、女性職員はことし3月、富山大学五福キャンパスの敷地内で、同じ部署の女性職員の足に荷物を積んだ台車をぶつけ、打撲などのけがをさせた疑いがもたれています。

被害を受けた女性職員がことし6月、富山西警察署に被害届を提出。警察は今月6日付けで、女性職員を傷害の疑いで富山区検に書類送検しました。

関係者によりますと、書類送検された女性職員は定年退職後、富山大学に再雇用されています。

一方、被害を受けた同僚の女性職員は、以前からハラスメント行為を受けたとして上司に相談をしていたということです。

富山大学は取材に対し「ノーコメント」としています。