最後まであきらめない、強い気持ちで首位・阪神を追う広島カープ。9月8日(金)から敵地・甲子園で直接対決に臨みました。
9月8日(金) 阪神 vs. 広島(甲子園球場)

可能性がある限り、ファイティングポーズをとり続ける新井カープ。大事な直接対決の初戦、戦列を離れていた 秋山翔吾 と 西川龍馬 が復帰して即、スタメンに名前を連ねます。

先発マウンドを託されたのは、ここまで10勝をあげている、チームの勝ち頭・床田寛樹 でした。しかし、その床田、1回に2アウトから阪神のルーキー・森下に痛い一発を浴び、出端をくじかれます。

早めに追いつきたい打線でしたが、阪神先発・村上の前に復帰の秋山や4番・西川も抑え込まれ、なかなか得点を奪えません。
床田は、その後も1点を失い、5回3失点で無念の降板。味方の反撃を信じて、リリーフに後を託します。
打線は8回、1アウトからデビッドソンが、この当たり。来日初の3塁打でチャンスを作ると、続く代打・松山竜平 。チーム最年長のベテランが意地を見せ、ライトにタイムリーツーベースヒットを放ち、1点を返します。

追い上げムードのカープでしたが、そのウラ、3番手の 大道温貴 が、およそ1か月ぶりの失点を許し、再び3点差に。試合はそのまま終了。阪神との直接対決は、痛い黒星スタートになりました。