中国政府は李強首相が6日、インドネシアで岸田総理と立ち話をした際に、関係改善にも言及したことを明らかにしました。

中国外務省 毛寧 報道官
「李強首相は日本の福島の『核汚染水』の海洋放出問題について、中国側の立場を表明した」

中国外務省によりますと、李強首相は6日、岸田総理とインドネシアで短時間の立ち話をした際、東京電力の福島第一原発の処理水について「核汚染水」と呼び、「世界の海洋環境や大衆の健康と子孫の利益に関わる問題だ」と主張しました。

そのうえで、「隣国などと十分に協議し、責任のある方法で処置すべきだ」と求めたということです。

一方、今年が日中平和友好条約の締結から45年であることについて触れ、「歴史をかがみに、未来に向けて両国関係の改善と発展を推進するよう希望する」と言及したということです。

中国は処理水の海洋放出に日本産水産物の全面禁輸措置を取るなど猛反発していますが、対話は継続したい考えとみられます。