警察官が犯人を取り押さえるための技術、逮捕術の大会が7日、仙台で開かれ、参加した警察官たちが日頃の鍛錬の成果を競いました。
宮城県武道館で開かれた大会には、県内25の警察署などから370人が出場しました。逮捕術は自分の身の安全を守りつつ犯人を素早く取り押さえられるよう剣道や柔道などを元に考案された警察独自の技術です。

試合では、選手たちが警棒に見立てた道具を使って、相手に打ち込み技が決まるたび、同僚からの歓声が沸き起こっていました。

女子個人戦優勝 県警察学校 尾形風夏巡査(23):
「女性という立場でもあるので、体格がいい男性だと力負けしてしまうこともあると思うが、警棒などを使って自分の強みを出せたら」

県警では、大会通して「技能と全体の士気を高めることに繋げたい」としています。