観光客が増えすぎることで地元住民の生活に悪影響を与える「オーバーツーリズム」をめぐり、観光庁は関係省庁を集めた対策会議の初会合を開きました。

海外からの観光客が増加するなか、岸田総理は「オーバーツーリズム」への対応が課題になっているとして、秋にも対策を取りまとめる考えを示しています。

きょう午前に開かれた対策会議の初会合には観光庁と国土交通省のほか、経済産業省や環境省などの担当者が参加しました。

会議では観光庁から、▼観光客が集中することで混雑し、地元住民がバスに乗れなかったり、▼ゴミのポイ捨てなどのマナー違反が問題となっていることが紹介がされました。

そのうえで観光庁は各省庁に対し、具体的な対策案を提案するよう求めたということです。